MeTilTran V0.11β
小説画像を解析して、好きなサイズで再配置するツール
MeTilTranがバージョンアップしました。
・圧縮ファイルのDrag&Dropに対応しました。
・挿絵があるとPDFのページがズレるバグを修正しました。
・圧縮ファイルにカンマ(,)が含まれているとエラーになるバグを修正しました。
小説画像を解析して、好きなサイズで再配置するツール
MeTilTranがバージョンアップしました。
・圧縮ファイルのDrag&Dropに対応しました。
・挿絵があるとPDFのページがズレるバグを修正しました。
・圧縮ファイルにカンマ(,)が含まれているとエラーになるバグを修正しました。
小説画像を解析して、好きなサイズで再配置するツール
MeTilTranが久々にバージョンアップしました。
大きな変更点は、LRFと圧縮ファイル出力の追加です。
・再配置プレビューで設定ファイルを読み込ませると、それ以降の再配置ウイザードが動作しないバグを修正しました。
・LRFファイルと、圧縮ファイル(Lha,Zip)の出力に対応しました。
・LRF、PDF、圧縮ファイルをページ毎に分割出力できるようにしました。
・色深度に1bitと2bitを追加し、ディザを選択可能にしました。
・自動的に無効化された章タイトルが、特定の条件で再配置されるバグを修正しました。
・設定の[再配置時領域最小化]で挿絵の余白削除をオン/オフできるようにしました。
・再配置時に挿絵の縦横比が出力画像と一致しないとき、自動回転する機能を追加しました。
・処理ページ数に応じて、出力画像にページ位置を示すマークを出力できるようにしました。棒グラフと三角マークを選択できます。
・再配置プレビューで配置設定ウイザードを起動できるようにしました。行数と字数を設定すると、余白と行間隔を計算します。※但し、再配置時の行数と字数を保障するものではありません。
・プロジェクトの保存と読み込みを繰り返すと、ファイルが肥大するバグを修正しました。
・連番反転を追加しました。海外製画像ビューアで右綴じを再現するものです。
海外製ビューアではファイル移動が右カーソルに割り当てられていますが、右綴じの画像では操作が逆なので今ひとつ使いにくいです。
連番反転をチェックすると、ファイル名をP99999.jpgからの逆算でファイル出力しますので、ファイルの並びが逆になります。
つまり最終ページから左カーソルで送ってゆけば、右綴じの操作で読めるわけです。
・複合形式での出力時、カラーページが認識されない問題を修正しました。
・再配置の途中で挿絵があると再配置データが一部消えるバグを修正しました。
・再配置途中の挿絵を配置する際、強制改ページせず遅延配置する機能を追加しました。[挿絵遅延配置]
・挿絵が2回連続する際、これを連結して見開きとして配置する機能を追加しました。[挿絵遅延時見開き結合]
・出力の際、文字サイズを縮小して配置する機能を追加しました。
●文字サイズについて
「文字サイズ」とありますが実際には、画像を大き目に再配置してから縮小するというのを自動でやっています。
以前と違って、出力幅と出力高さに最終イメージサイズを設定すれば良いので楽になりました。
●挿絵遅延について
元の本の挿絵はページの変わり目にあり、一つ前のページには、文章が途切れているのが普通です。
これをそのまま再配置すると、ページ構成が変わるため、文章の途切れがページの真ん中などになって目だってしまいます。
挿絵遅延を設定することで、元の挿絵の位置を無視して、ページが一つ完成した後に挿絵ページを持ってくることができます。
・読み込み時にダイアログを表示して、必要なパラメタを入力できるようにしました。
・読み込み完了後に、すぐに再配置する機能をつけました。但し、再配置ダイアログが表示されず、全ページ対象となるので注意してください。
・グループの順序計算を見直しました。上にあるグループ優先で、上下が重なるときは、右優先とします。
・上下グループの割れを防止するため、グループ間隔が「初期仮定文字幅(50pixel)」以内のとき融合していましたが、
グループ間隔が計測文字幅以内のときのみ融合するようにしました。つまり二段組対応です。
・その分、割れやすくなるため、融合距離の文字幅に割合を指定できるようにしました。[暫定_上下グループ融合割合]
値が小さい場合は割れやすく、値が大きいと章タイトルや二段組などが融合しやすくなります。
・ファイルリストに段組数とノンブル有無を表示するようにして、ノンブルや小タイトルなどが段組として誤認されたとき、すぐにわかるようにしました。
・章タイトルを文字として誤認してしまったとき、この領域を削除するようにしました。[暫定_一文字行グループ削除]
・ノンブルに飾りが付いている場合、これを無視するよう工夫しました。[暫定_ノンブル再調整]
・まぎらわしいので使わないパラメタを削除しました。
・グループ編集時にグループ順序番号を表示できるようにしました。([表示]メニューの[グループ順序])
・前回使用したファイルやフォルダの表示順を、最新のものが1番目に表示されるように修正しました。
・前回使用したファイルやフォルダを選択したとき、アクセスできなかった場合はメニューから削除するようにしました。
・レベル調整にて、黒:0、白:255のとき、灰レベルに何を設定しても変化しないバグを修正しました。
・ヒストグラム表示時、レベル調整結果をプレビュー表示するようにしました。
・ページ毎に、しおりメモを設定できるようにしました。
・出力時にファイル名に、しおりメモが付くようにしました。例えば、23ページに「TEST」と付けると、P00023_TEST.jpgとなります。
・PDF出力に対応しました。なお、しおりメモを付けておくと、PDF上の目次(しおり)にも反映されます。
・再配置時に補間法が正しく適用されないバグを修正しました。傾き補正には[傾き補間法]、挿絵がリサイズされるときは[出力補間法]が適用されます。
・グループの順序計算を見直しました。
・グループ編集したとき、基準文字サイズが0になって再配置に失敗するバグを修正しました。
・最後のページが再配置出力されないバグを修正しました。
・ルビと本文が融合した行からルビを分離する機能を追加しました。
・保存形式に「複合」を追加しました。カラー頁、挿絵、本文によって、保存する画像形式や色深度を変える機能です。
・ページ毎にレベル調整を設定する機能をつけました。
・ヒストグラムを表示する機能をつけました。グラフ上のゲージはマウス移動できます。
・レベル調整した値を他のページにコピーする機能をつけました。
・圧縮ファイルの入力に対応しました。使用できるのはLHAとZIPです。(UnLha32.dllとUnZip32.dllのインストールが必要です)
めちるとらん = 小説画像解析 + 解析データ編集 + 再配置
■何をするもの?
小説(縦書きのもの)をスキャンした画像データを入力して、
元の画像とは違う縦横比の画像に変換するものです。
このとき小説を構成する文字を「矩形の絵」として認識して、
再配置する点がミソです。OCRではありません。
なお、小説画像から解析した文字抽出データを編集する機能があり、
フルオートで問題が生じた配置データを心行くまで編集できます。
※サンプルは青空文庫所蔵の南方熊楠「十二支考」の一部を
スキャン画像にしてから、このツールで640x400変換したものです。
■使い方
「入力」ボタンで小説画像データのあるフォルダを指定してください。
このとき、元の画像データの解像度はあまり大きなものは使用しないでください。
傾き補正やレベル調整などが終わった最終画像を前提としています。
フォルダを指定すると、本ツールは文字配置の解析を行います。
解析結果は画面で確認でき、編集することもできます。
その後、「再配置」ボタンにより文字データを再配置します。
なお、出力画像の解像度は設定画面で設定できます。
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まだまだ作りかけで、バグがたくさんあります。
また、未実装の機能もたくさんあります。
いつになったらリリースできるか分からないので、
とりあえず公開します。
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